2017年の総括

2017年度は、的中率17%・回収率110%という成績で締めくくり10年連続プラス収支を達成いたしました。

まず、皆様のご支持により新しい試みに挑戦できることに感謝を申し上げます。

本年は今後の土台となる2つの理論である『競走馬適性理論』を4月に『ゴールドマイニング』を8月から組み込みアナログとデジルタルの統合的な分析を開始しました。

ただ、基礎的な分析への影響が大きい『ゴールドマイニング』では予測よりもスランプ具合が深く後半の収支は大失速するという展開。

後半期から会員になった人には申し訳ない結果となってしまったことをお詫び申し上げます。

これは『ゴールドマイニング』の効率化が進めば解消される問題であり穴馬の特定もできているため理論に問題はありません。たびたび降る雨の影響が重なったことが影響の一因と考えております。

とかく少量の雨というのはデータ分析には厄介でして、これはJRAが馬場の含水量を公表していないことに起因しています。

いまの競馬は0.1秒差に3頭も入るような競馬をしているため馬場がブラックボックスになっているだけで馬券購入者は不利をまぬがれません。

JRAは意図的に投資競馬に向けた対策を行っており馬場データは詳しくだしているスタンスですが全面的な信用には疑問を抱いています。

もし、意図的に馬場の不均衡が作られていれば、それはデータ分析に打撃を与えることができます。

3連単の控除率を上げるのみならず度重なる馬場の改修で過去のデータを自ら破壊してきたJRAですからJRA-VANデータに依存していてはプラス回収率は望めないでしょう。

レースのラップデータもズレがあるという指摘がある通り意図的なデータ改修は今後も投資競馬の打撃となりえるため十分に対策していけるよう準備していきます。

参考リンク:JRAが発表するラップタイムが間違っている!?

少し話はズレましたが12月の収支では復調気配となり2018年に向けて一区切りついた形で終えることができました。

ラストの的中となったホープフルSでは、買い馬6頭中5頭が掲示板を独占。この精度を安定して表現できるようになれば低コスト・高回収率への道が開けてきます。

 

利益を作る2割の買い目に集中する
競馬には勝ちを引き寄せる法則性が存在します。一部の勝ち組だけが持っていた驚異的なノウハウの正体。

それは利益を生み出す2割の買い目に集中し、残り8割の買い目で大損せず負けることでプラス収支へと近づきやすくなることでした。

そう予想力だけに頼るのではなく自分の強みを生かした立ち回りによりプラス収支を実現していたのです。

的中率の高い単勝や複勝馬券では、自信のある2割の買い目を強とし、残り8割を弱といった資金管理できれば的中率が低下したとしても利益を生み出すことができます。

また真に重要なレースも2割しかありません。ゆえに残り8割の扱い方で2割の輝き方が変わるのです。

これを意識的に活用するためには自身の経験を軸にするしかありません。

たとえば調教であったり血統または騎手などありますが、自分と相性の良いファクター1つから見定めていくことで効率性をアップさせることができます。

オッズのゆがみが是正されつつある今、この法則性は今後ますます重要なポイントになっていくことでしょう。

これが穴馬にも適用することができれば回収率は飛躍的に向上していくことは言うまでもありません。

そのためのサポート情報を今後も強化していく所存です。

 

競馬の税金裁判になった卍氏を検証する

利益を作るためにレース数をこなすという投資競馬の発想が通用したのは3連単が導入された初期だけと考えてきました。

この時流に乗った投資競馬の手法を活用し1億円を稼ぎだした卍氏は有料情報を始めるに至っております。

その成績はおよそ回収率85%程度に収束しており以前のような手法における優位性は影をひそめている様子。

これは私とすれば予測通りで、やはり3連単の導入時期にあったオッズの歪みをうまく利用した結果であることを確信しました。

こうしたオッズの歪みを活用した投資競馬では、不安定な予想力の影響力を最低限に抑えることができるため、これは理想的な競馬必勝法でした。

しかし、今のようにプレイヤーが十分な経験を積んだ今では異常なオッズの不均衡は生まれなくなっています。

いまオッズの歪みは競走馬の能力や各ファクターの影響力から生じるのであり、そのためには競馬予想に関連する理論を構築しなければなりません。

彼が株式投資で失敗したことからも競馬や投資に関わる理論が優れていたわけではなく時流を味方につけた投資法を思いつき大胆に実行した胆力こそが何よりの大きな勝因だったと言えそうです。

 

穴馬の動向を検証する
実力馬を明らかにするゴールドマイニングにより穴馬の特定はこれからも可能であると考えています。

しかし、これら穴馬は購入の裏付けとなる動機が以前よりも希薄であり、また短期的にしか通用しない刹那的な穴馬が増えてきました。

以前は穴馬が見過ごされた実力馬で、そのあとも活躍するケースはあったのですが最近は少ない印象を受けます。

このような短期的な穴馬は各ファクターの影響力のもとに生じたケースが多くレース展開や枠順といった1つのファクターからヤマを張らないとピンポイントで的中することができない。

こういった点から穴馬から買うのであれば投資額を抑えて好走するまで長く付き合っていくスタンスがベターという結論に至っています。

いまの着差がつかない競馬では人気馬でも裏付け十分とはいかないことも少なくないため決着パターンから妥当性のある買い目を構築することを視野に入れていきたいと思います。

 

変わりゆくスローペースの常識
今でもスローペースなら前が有利といった見方が今でも大勢を占めています。

しかし、馬場の高速化が著しく、また瞬発力のある馬が多くなった今ではペースが緩むと脚をタメた馬が馬券になるシーンが少なくありません。

基本的に馬は集団で走る生き物ですので相手を追いかける数が少ない先行馬では瞬発力を発揮する時間が本来の習性により短くなってしまうことが起因しているのだと思われます。

すぐに逃げ馬を抜いてしまうとこれで仕事完了と馬が認識してしまい走りを緩めてしまうことで最後まで前を追いかけられる差し馬が有利になることもあるのでしょう。

これはどのくらいのペースになるかにもよりますし競走馬の性格でも変わるためケースバイケースになります。

このことからスローペースでは競馬が複雑になるわけですが、このことを活用しデータ価値へとつなげることでオッズメリットを確保できればと思います。

 

2018年の競馬に向けて
現代競馬では一流馬であっても歯車がかみ合わなければ惨敗というシーンが目につくようになってきました。

これはサンデーサイレンス系が主流となり神経質な馬が増えた環境と体力不足の低下によるものではないかと考えています。

本年引退した体力自慢のキタサンブラックでも2度の大敗を喫しているように歯車のかみ合うシーンに気を使う必要があります。

少しでも気分を害したら走らないガラスの気性はそのまま不確定要素となるため厳しい眼で競走馬をチェックしていかなければなりません。

そういったアナログな視点とゴールドマイニングの優位性を上手く統合していくことが当面の課題と言えるでしょう。

また少しのことが着順に影響をおよぼす現代競馬では熱帯化の影響も見過ごせなくなっています。

競馬においては局所的な雨が競馬を複雑にしてしまうことから馬券戦略は・戦術は今後ますます重視しなければなりません。

どの馬が強いかだけでなく、どの馬がどう恵まれれば走るのか。こういった検証を通じて優位性のある情報配信に努めて参ります。