シンプルな投資ルールの策定

システム構築と言っても、すでに土台は用意されているためシンプルなルールを決めていくだけで十分です。

もし、あなたが一度も自分自身の力だけで馬券を買ったことがないのなら短時間では決まりません。

あなたは何のレースが好きで得意なのかを知らないからです。そのための時間を用意する必要があります。

システムの初期段階

  1. 1レースの損失に注意を払う
  2. 失敗からの気づきをメモする
  3. 自信ではなくメリットで判断する
  4. 3か月間でプラス収支を達成する
  5. 6か月間でプラス収支を達成する

最初は収支目標を持たないでください。しばらくは十分に慣れること、良質な経験を蓄えることに集中すべきです。

1レースの損失に注意を払うことで、どのような買い目に集中すべきか自問自答するように仕向けてください。

これは退屈で苦しい作業ですが、この感覚を養っておくことで無用なリスクを取ることがなくなります。

その中でいくつも失敗をするはずです。あの馬を買っておくべだった、もっと利益をだせたのではないか。

そういう感情が沸き上がったら、わざと意識を違うことに向けて感情が鎮まるのを待ってみてください。

冷静さを取り戻したら、先ほどの疑問に論理的な解決法があるかを試みます。

たとえば、大穴が軸馬の時は買い目を絞りすぎないなど、そういった気づきをメモしていきましょう。

投資において馬券を買う理由は、自信があるからではありません。買わないと損すると思えるくらいのメリットを見出したからです。

そのメリットと失われる金額を比較し、それでも買いだと最終的に判断できるでしょうか。

投資における後悔は無意味だけでなく負のサイクルを生むきっかけになります。

後悔するのは結構ですが、なぜ後悔しているのか論理的にすべて解き明かすようにしてください。

重要なのは結果ではなくプロセスです。再現性のある配当はプロセスが生み出すものだからです。

自分が感情的に満足し、恐怖を感じない投資ルールをまとめることができたら実践に移し最適であるかを確認してください。

気に入れば同じルールで買い続け、不満があるようならルールを見直すようにしましょう。

短期投資がハイリスクな理由

競走馬の能力は、レースに出走するごとに明らかになりますが、その数は統計的に見て十分とは言えません。

馬は集団意識が強い動物であり、レースに勝つという意識を持っているわけではない。

このことを考えると少し強いだけでは勝つことが難しいと分かるのではないでしょうか。

単勝が控除率で優遇されているのも、こうした競走馬の特性を意識しているからです。

つまり、短期リスクを最小限にするには「圧倒的に強い馬を買う」ことが攻略のセオリーになります。

そういう馬は少数に分類されるため、いくつも数をこなすような本命投資はリスキーだと言うことできます。

短期投資を成功させたければ圧倒的に能力差のあるレースが出現するまで待つことです。

その時には良馬場と該当するデータを重視してください。馬場が悪くなるほどデータは少なくなるためリスクがハネ上がります。

1~5番人気で勝率8割を占める

このデータ的な事実を頭に入れておく価値はあります。6番人気以降の勝ち馬を探すことは現実的とは言えません。

つまり、高配当の馬券を取ろうと思うのなら自然と受けに回らないと痛手を負うことを意味しています。

もし、本当に自信がある穴馬ならチャレンジしてみる価値はあります。

いつもより投資額を増して買えるシーンは貴重です。そのアテが外れても自分を攻めないでください。

ルールに従ったのなら、あなたに非はありません。またチャンスがきた時に挽回すればいいだけですから。

もともと確率的には低いわけですから損失額に納得できれば何の問題もありません。

自分の強みを生かすシステムのルール

  • 芝レースがプラスなので対象にする
  • ダートがプラスなので対象にする
  • ○○m戦が得意なので対象にする
  • 開幕週の芝で逃げ馬を対象にする
  • 人気馬の馬単が得意なので対象にする
  • 人気馬のワイドが得意なので対象にする

どんな投資名人であっても取引の8割は勝ったり負けたりの凡庸な成績であると言われています。

つまり、残りの2割が爆発的な利益を生み出す要因であると見ることができます。

その大きな配当を得た時に何らかの特長があるなら、それはあなたの強みになりえるかもしれません。

投資で大きな利益を上げる人ほどポイントを絞って投資している。これは疑いようのない事実です。

では、リスク分散の価値はどこにあるの?と思うかもしれません。それは、大きく負けないために必要なのです。

だから、利益重視の分散投資ほど上手くいきません。あらゆるシーンで儲けようとすると返って効率が落ちます。

一般人ほど全体の配当を上げようとしたり、馬券なら的中率を上げようとしてしているでしょう。

そうではなく、大きめの配当をもう一段階ほど引き上げることを意識することで利益が伸びる傾向があるのです。

全体的な質を上げようとするとムダが多くなってしまう。投資なら色んな業界を熟知しなければならないし、馬券なら多くのレースを熟知する必要がある。

実際のところ時間がいくらあっても足りません。あのバフェットでさえ、理解の及ばない業界は切り捨てるくらいですから。

競馬で負けている人ほど「的中率」の話をします。的中率があれば効率よく利益を伸ばせるはずと考えるからです。

でも、実践するとそうはならない。その考え方は【集中】ではなく【拡散】なので全てが中途半端になり上手くいくことがないのです。

あなたは、その人たちを上手く利用できるポジションにいるのですから十分に活用することを考えてください。