抑えておきたい競馬の基本データ傾向

1~5番人気は無条件で買う

1~5番人気を合計した勝率は8割に及ぶ。残り2割を最大11頭で争うことになるわけだ。

もし、自信の穴馬がいて、相手選びが混戦状態にあるとき、この確率を駆使することができる。

ヒモに迷った時は自動的に入れておくだけで的中の可能性を引き上げることができるはずだ。

単勝1.0~1.4%帯の収支が最も安定する

一般的に最も安定した収支は単勝1.0~1.4%のオッズゾーンに表れます。

▽単勝1.0~1.4倍(一般)

勝率:62%
回収率:81%

複勝率:89%
回収率:95%

▽単勝1.5~1.9倍(一般)

勝率:47%
回収率:81%

複勝率:78%
回収率:87%

一般的な競馬ファンは、単勝1.5~1.9倍になると勝率47.9%と負けるケースのほうが多くなり、

単勝2倍台では3レースに2回は勝てず、単勝3倍台で勝つのは4レースに1回がやっとなのが現実です。

一般的な人気馬とオッズの関係性

・1番人気は3レースに1回、2番人気は5レースに1回が勝つ確率である。

・1番人気であってもオッズが4倍以上なら、実質的な信頼度は2番人気と同じぐらい

・単勝2倍台では3レースに2回は勝てず、単勝3倍台で勝つのは4レースに1回

・2強に注目が集まると、3番人気馬の単勝オッズに妙味が発生する傾向がある

ハンデレースの考え方

軸馬には57.5キロ以上の重ハンデ馬、または上位人気馬を置いた方が的中しやすく、特に57.5キロ以上の上位人気馬は信頼性が高い傾向にある。

この点からハンデはおまけ程度に過ぎないことが分かる。判断の主軸にしない方が賢明だろう。

この理由として考えられるのは、日本の競馬は基本余力を残して行われていることにある。

特に芝レースでは顕著ということを考えるとダートよりもハンデの影響は少ないと考えられる。

ただ、馬体重400kg前後の小柄な馬には効果が大きいことがあるので例外として覚えておきたい。

一騎打ちレースの3連単

上位2頭が人気だと、どうしても「3着に人気薄が突っ込んで3連単高配当を…」

という発想になりがちですが、これはハズレ馬券への直行便。

2強決着のレースで3連単を買えるのは、1、2→1、2→3~5番人気のフォーメーション計6点になる。

上位人気同士とはいえ、3番人気以下の人気が割れ加減なら6点で十分な回収が期待できるはずだ。

2強がともに3着以下に敗れるレースの3連単は、4、5→3~6→1~6番人気のフォーメーション計24点がおすすめ。

2強の一角が3着以下に敗れる場合の3連単は、1、2→3~6→1~3番人気のフォーメーション計14点がおすすめ

2強ムードのレースで圧倒的に多いのは「一方が連対」というパターンになります。

馬体重の関係性

馬体重の大きな馬ほどレースでは有利な傾向があります。

また、馬体の大きな馬は短い距離のレース、小さな馬は長い距離のレースでより活躍しやすい傾向があります。

冬場の馬体重増加データ傾向
冬場はプラス10キロ以上の体重で出走する馬の割合が他の季節よりやや多め。

しかもレース間隔が開くほど大幅増で出走する馬が多くなっていました。

マイナスよりプラス、同じプラスでも4~9キロより10~19キロの単勝回収率が高い。

特に冬場はその傾向が顕著で、+20キロ以上でも単勝回収率は80%を上回っている。

2ケタの馬体重はデータからは特に問題は見られないものの、最終的にはパドックで判断するのが望ましいでしょう。

穴馬の逃げ切りが多いコース

第1位:中山芝1800m
第2位:阪神の外回り芝1600m
第3位:阪神芝2000m

東京競馬場は、芝1400m以外は逃げ切りにくい傾向がある。

東京芝1800mや阪神芝外1800mはかなり不振。

ダートで目立つのは中山ダート1800mくらい。

ダート戦は芝に比べると全体的に好走確率が低めの傾向にある。

芝の道悪で好走した馬の次走は?

馬体重の軽い馬ほど道悪で力走した後の反動が出やすい傾向が見られた。

芝の道悪で1~3着で好走した馬の次走では、馬体重が460キロ未満ではやや割引、420キロ未満ではさらに割引と考えたい。

また、肉体的に未完成の2歳馬および年齢を重ねて回復力が衰える7歳以上の高齢馬は道悪で好走した反動が出やすいようだ。

芝の道悪で力走した後では、出走間隔を空けてしっかりと疲れをとったほうがいいようなイメージがあるかもしれないが、実際には中1週から中8週までの出走間隔であれば明確な好走率の差は出ていない。

連闘の場合は、はっきりと好走率が下がっている。

前走で2500m以上の長距離戦で1~3着に入っていた馬の次走好走率が他の距離に比べて明らかに落ちていた。

よく言われる『道悪で重い斤量を背負いながら激走した馬は反動が出やすい』という説はデータからは確認できていない。

前走で8枠だった馬の成績は明らかに良い。外を回されたような馬は実力があると見ていいだろう。

新人・見習騎手

☆(1キロ、51~100勝)|△(2キロ、31~50勝)|▲(3キロ、30勝以下)

▲3キロ減の騎手は芝よりもダートの成績が良い傾向にある。

△2キロ減になると芝とダートの成績差が小さくなりやすい。

減量騎手の乗り替わり

▲騎手は連続騎乗が良い。☆→▲への乗り替わりは良い部類。

ほとんど好走できていないのは、△→▲の乗り替わり。

前走が1番人気だった馬は、好走確率も高い上に、単勝回収率は100%オーバー。

減量騎手は、1番人気で狙いたい。

ダートの逃げ先行が好走パターンで狙い目。

ただ、逃げた馬の4割ほどが、前走では中団~後方だった。

前走で先行した馬が、今回も先行できるわけではない。

逆に前走では中団~後方だった馬が先行できるケースも多い。

6歳牝馬の狙い方

1勝クラスなどの自己条件レースでは割引した方がいい。ただし、オープン戦からのグレードでは見劣ることはないようだ。

前走4~5着馬の複勝率が高いことも効率の良い狙い方として覚えておきたい。

本命度の高いコース

芝コースでは中距離以上のほうが堅い傾向がある。

中央4場(東京・中山・阪神・京都)の芝2000mコースは堅い決着になりやすい。

小倉・福島の芝2600mは1番人気が強い本命度の高いコースと言える。

もっとも本命度が高いダートコースは東京ダート1600m。

京都ダート1900mは、本命度が高いわりに1番人気が振るわず、2番人気がそれ以上に強い。

波乱度の高いコース

単勝回収率からもっとも荒れるコースと判断できるのは新潟芝1400mだった。

また阪神、東京、京都内回りと4つの芝1400mが荒れるコースの上位10位に入っている。

函館と札幌の芝2600mは、1番人気が勝つことの多いコースだが、1番人気が敗れたときに2、3番人気が繰り上がるのではなく、もっと人気のない馬が勝つことが多いため波乱度が高い。

ダートレースでは福島1700mが荒れる傾向が強い。コースの特性上、中盤ペースが落ちやすく格下でも上がり3ハロンに強みがあると激走するパターンがある。

インコースの芝が荒れている時の狙い

もし、内側の芝が荒れ、外を回す方が有利になったら出遅れる馬に注目してみて欲しい。

この時、スタートのいい馬は内側の悪い芝を走らされるリスクがあるため割引となる。

競走馬は内へと進路を取ることを体で覚えているため、上手く競馬する馬が返って不利になるというわけだ。

最近では、荒れた芝は少ないものの、変則開催や雨などで外回しが有利になってきたら意識しておきたい。

休み明けの考え方

昔は不利なケースが多かったが、今は外厩があるため、特に社台グループ系列なら気にする必要はない。

他の零細牧場では、外厩があっても質で差がつくことがあるため、大手ファーム以外は過信しない方がいいだろう。

やはり、冬毛が伸びる冬場は仕上がり不足な個体がでてきやすい。ぞれぞれ馬ごとの冬場の休み明け実績を参考にしたい。

牡馬より牝馬の方が休み明けは走りにくいデータ傾向が見られた。気性的に牡馬より大人しくオフ状態から脱しにくいからだろう。

休み明けで狙えるシーンは、前走で体が細くなっていたり、これから成長を期待する馬など理由がハッキリしている時。

それ以外の時は、オッズにウマ味がある以外で重視する必要性は低いと言える。